無垢のスギと集成材の強度を日本農林規格(JAS)に適合する強度等級区分による基準で比較すると、各基準強度で若干の強弱はあるものの、それほど差がないことが分かりました。
強度が変わらないなら、自然な風合いが味わい深く、接着剤など化学物質を含まないスギはたいへん魅力的です。
高知は古くから良質のヒノキの産地として有名です。材色は赤みが強く、これは油分を多く含むことを示しています。強い光沢が長期間持続し、水切れがよく、乾燥や虫にも強いので高い評価を得ています。
高知県産のヒノキは、その品質から西本願寺の修復や新国立劇場舞台の床材として採用されました。
機械等級強度の出現率を全国と高知県で比較すると、
全国はE110以下が74.9%、E130以上が25.1%に対して、
高知県はE110以下が50.6%、E130以上が49.4%と、
強度区分の高い木材の割合が多く、全国的に見ても強度が高いことが分かりました。